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１．術後８～14日で退院
２．安全な手術で85歳まで可能
３．耐用年数は90%は25～30年
４．スキー・ゴルフ・ダンス可能
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変形性膝関節症に対する
全人工膝関節手術について詳しく解説します |
高度変形性膝関節症には全人工膝関節置換術（TKA）が薦められます。心臓病・重度糖尿病がなければ手術は99％問題ありません。野村医師は現在2015年発売の最新のZimmer社Personaを使用しています。大腿骨部分はコバルトクロム合金、脛骨部分はチタン合金、間のスペーサーは高耐久性の超高分子ポリエチレンとなっています。
2022年の症例統計報告で国内で行われたTKA手術80325件のうちPersonaは31.9％で国内No1です。2位はStryker/Triathlonの16.5%。ちなみに初回手術80325件に対して再手術例は2164件（2.7％）と報告されています。PersonaTKAの耐用年数は10年で99.1％と圧倒的な成績が判明し、30年もつことが可能な時代になりました。女性なら60歳、男性なら55歳を過ぎれば一生涯もちます。術後はゴルフ・スキー・ダンス・ハイキング・登山など可能になります。手術翌日から歩けて8～14日目には松葉杖なく退院になります。術後杖は全く不要です。人工関節4000例の経験例から手術後合併症は39例のみで99%安全な手術と言えます。
TKAの手術手順（TKA動画）
手術後の膝屈曲角度
一般に患者様に知られていないのが最終屈曲角度です。特に両側を手術しなければならない方ではより曲がることを考えなければいけません。１年後の世界の平均屈曲角度125度ですと両膝人工関節手術では浴槽から楽に立ち上がることは困難です。135度以上曲がれば楽に立ち上がれます。術前の条件が良好であれば145度以上の屈曲や正座近くも可能です。135度以上曲がれば、術後の痛さ、固さ、重さなどの愁訴もほとんどなくなります。
人工関節共同研究
野村医師は世界的Simth&Nephew社と2009年から3年間人工関節の深屈曲のための手術手技の研究を行いました。Persona人工関節は155°（正座）まで十分な接触面積をもつ解剖学的構造を有しますので145度以上の曲がりが可能となっています。
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①75歳女
術後3ヶ月 |
左例
X線写真 |
②62歳女
術後6ヶ月 |
左例
X線写真 |
術後リハビリスケジュール
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