メディカルインソール
 
  外反母趾・扁平足・リウマチ足・外脛骨症候群・足底筋膜炎・糖尿病足・Morton病など、足は疾患は多種多様です。足は体の要であり、そのゆがみや変形は足自体の問題の他に、体全体の問題にも発展していきます。インナーソールは患者様の足の疾患の悪化を防ぐと共に、痛みを軽減します。  
   

適応疾患：モートン病・外反母趾・扁平足・踵骨骨端炎・糖尿病足・リウマチ足・外脛骨症候群・胼胝・母趾種子骨障害・足甲部変形関節症・足底腱膜炎・三角骨症候群・距骨離断性骨軟骨炎・Freiberg病・足関節内反捻挫後遺障害など

静的アライメント(SA)、動的アライメント(DA)の臨床所見・Ｘ線検査などの正確な病態診断の元に機能的インナーソール（Functional orthotic insole；FOI）を作製します。内側・外側縦アーチ、横アーチの補正が重要です。同時に小趾外転ポイント、足底腱膜部が大切です。

  インナーソールにより適切な荷重分散が得られた１例スポーツ時の足のゆがみなどにも効果を発揮し、足の障害を改善するだけでなく、運動機能の向上も可能になります 左症例ではFOI+RHWのインナーソールを作製し、良好な荷重分散が得られているのが分かります。
   
 




 
   外反母趾：原因は足に合わない靴の使用と、解剖学的要因が組み合わさって発症します。何十年に渡りゆっくり進んでいく疾患です。時々痛みが出てはなくなりを繰り返していくうちに変形が進み、難治性の障害になっていきますので、軽いうちに治療を開始し進ませないように治療して行くことが大切になります。HVA角が30度以上になりますと母趾MP関節痛やバニオン痛、第2-3中足骨頭部のべんち形成により痛む頻度が増えてきます。40度以上になると痛みが常時になり手術することが非常に多くなります。
治療は、１）靴の指導　２）運動療法　３）装具療法　
　　　　　　　　　　　　　　　　この全てを組み合わせて行くことが大切になります。
※HVA角：　正常～20度　軽症：20～30度　中等症：30～40度　高度：40度～